小さい時は大きくなれば峰不二子のような形の良いふっくらしたバストになれると思ってた。
小学高学年、膨らんできたバストに心をワクワクさせていた。ちょっと大人っぽくなれるかな?なんて。しかし成長期なのでバストに小さな衝撃でもあると痛い。「あれ、こんな感じなんだ」とうっすら思ったのを覚えている。幼稚園の時に身長が伸びるのに脚が痛くなった経験がある私はバストも大きくなるには痛くなるのかと徐々に納得していった。
http://accountinghorizons.org/
祖母がバストが大きい人なので私も人並みよりほんの少し大きいバストになった。母が「おばあちゃんに似て良かったね」と言っていた。でも峰不二子ではなく…なんか離れている。なんていうのだろうか、一昔前前に流行った「たれぱんだ」のようなバストだった。
10代後半になると勝手に峰不二子のようなバストになれない自分のバストに諦めていた。
そして20代後半。出産を期にまたもうひとつのバストの悩みと対峙する。「陥没乳頭」である。産前に陥没乳頭は赤ちゃんが吸いずらいと聞いていたのでマッサージをしていたがそんなに効果がなく、実際授乳をすると全然吸えない。バストがたれぱんだなのは諦めがついたが陥没乳頭は赤ちゃんが大変なのか…。と出産後疲れきってナーバスになっていたのもあり凹んだのを覚えている。
モデルが雑誌に出るように美しいと言われてる形がメディアでは目にするが、実際は胸ひとつでも十人十色。大きくなったら峰不二子みたいになれると思っていた私も大人になったのだな。